一つの昔話、あるいは。。。

May 1, 2019

さて、元号も令和に変わったことでもあり、ちょっと平成時代の昔話をしましょう。

 

昔私も携わっていたソフトウェア業界の話です。ある銀行が新しくオンラインシステムを作るとします。ある人がその責任者になります。当然安くて良いものを作ろうとします。

システムを総合的に作れる大企業のA社はそれなりに良いシステムを作る実績がありますが、しかしできるものに比べてなんだか割高に見えます。では部分ごとに発注すれば安くてもっと良いものが作れるのでは?

 

GUI(画面プログラム)に関してはB社は安い割に評価が高い。お客様の口座や個人情報を管理するデータベースの操作は、小規模でも先端技術に詳しいC社は信頼性の高いプログラムを作ることに定評がある。本店や各支店、他行とのデータのやり取りはセキュリティ面も考えてD社の評判が良い。

これらの会社に個別に発注すれば素晴らしいシステムが安価に完成するはず!

 

残念ながらそんな訳はありません。このプロジェクトは普通失敗します。システム全体を統括する人がいません。B、C、D社はそれぞれの立場を主張するばかりで、接続はグチャグチャ。納期は遅れ、責任のなすり付け合い。特にどこか1社が、スキル、実績、発注者との関係性、などの理由で他の2社より立場が強く、勝手な「指導」をしながら、でも全体の責任など知ったことではないって感じであればもう最悪。プロジェクトは混乱の一途、最後には訴訟に発展。etc...

日経コンピュータにはこんな類の記事が何例か掲載されたこともありましたね。

 

まあ、この体制でも成功できるパターンはあります。そのある銀行のある人が長年システム部門で研鑽を積んで各社リーダーよりノウハウ、スキルがあり、報告の嘘や曖昧な点を一瞬で見抜き、即座に対応できる、また各社が引き取らない隙間があれば即座に別のE社を割り当てるくらいの追加予算もいつでも手元に残してある、そしてもっと重要なのは、いつも現場で各社が勝手なことをしていないか各社リーダーに負けないスキルで、それこそ誰よりも疲れ果てるくらい確認して回り、誰よりも状況を正しく把握でき、かつ的確な指示を出せる場合。この場合はスケジュール通りに進捗し、安く良いものが作れる可能性はあります。まあ、安くやるには、差額分はきっちり自分でやるしかないねって話です。もちろんその自分でやる作業は、単純な末端作業ではなく、頭脳労働や管理作業なわけで。(結局のところ末端作業など安いもので外部発注で十分。管理、取り纏めをやらないと意味がない。)

 

しかしその成功事例を聞いて、我が社でもできるはずと安易に考えて、同じように分割発注にして自分が取り纏め役を買って出ると?取り纏めの重要性を理解していなかったり、役割はわかっていても大したスキルは必要無いと考えている人、またはあまり深く考えずに少しでも安い方に飛び付く人が陥りやすいミスです。

良くても、完成を遅らせて多大な人件費を追加したり、遅延で商機を逃したり、別の会社に追加発注するなどして、結局はA社に依頼していたより高い勉強料を払うことになりそうですね。

 

 

 

閑話休題、ようやく区画の隔壁の補強工事開始。これで工程の仕切り直しもできたか!?この分なら、私の区画も6月までには着工できるか?今年の仕込みに間に合わせられるか!?さてさてさて??

 

しかし建築会社も度重なるスケジュール延期で人員を集められなくなり工期がかなり拡大傾向。4月から値上がりした原材料も多い。

ここ山梨ではセメントは仕入れ元を業界指定業者に限定したら25%アップとか? ん?これって昔の何かに該当する話では。。。?んん?

これは困った。実に困った。。。

 

 

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